「きらきらし」は、日向坂46の卒業を発表した宮田愛萌さん(2期生)による初の小説集。彼女が大好きで、大学でも学んでいたという「万葉集」がテーマ。そんな万葉集から好きな和歌を5つ選び、想像を膨らませて執筆した短編小説集となっています。
さらに本書では、万葉の都・奈良へ旅に行った撮影シーンも掲載。神社やお寺の歴史を学ぶ姿や本人こだわりの袴姿など、宮田さんのやりたいことを詰め込んだらしく、1ページ1ページから宮田さんの持つ空気感が伝わってきます。
封入特典は、ポストカード3種の中から1枚と、和歌リーフレットの2点。和歌リーフレットには、同期の2期生メンバーを詠んだ8首とそれぞれへ贈る想い、さらにファンへの手書きのメッセージが掲載されています。
短編小説なので、活字に慣れていない人でも読みやすいかと思います。たとえ小説に興味がなかったとしても、撮り下ろし写真や特典目当てで買って損はありません。アイドル・宮田愛萌の最後の姿を、ぜひ本書で見届けましょう。